冨澤大智ってどんなファイター?(BREAKING DOWN)

Breaking Down

「1分間最強を決める」をテーマに人気を博している格闘技イベント【ブレイキングダウン】。
今回は、その中でも特に注目を浴びている冨澤大智選手を紹介します!

【冨澤大智】基本情報

本名冨沢 大智(とみざわ だいち)
ニックネーム孤高の闘神
階級バンタム級
身長168センチ
体重61キロ
誕生日1997年10月3日(26歳)
出身地栃木県宇都宮市
バックボーンキックボクシング
戦績2戦2勝

冨沢選手の経歴は?

私が冨沢選手を初めて知ったのは、2019年にAbemaで放送されていた【格闘代理戦争】でした。
当時、格闘技経験がほとんど無く、その企画の中で冨澤選手よりも実力のある選手は大勢いましたが、
熱い気持ちが評価されて、武尊チームの一員としてメンバー入りします。「人生を変えたい」という強い気持ちの背景に、過去の逮捕歴があることも、企画の中で触れられていました。今思えば、当時は実力が不十分であった冨澤選手を選出した武尊選手の先見の明が光ります。

その後、2021年にK1系イベントであるKrushに初出場します。デビュー戦とは思えない、冷静な試合運びで見事判定勝利。2022年にも試合を行い、3Rにはダウンを奪って判定勝利をおさめます。プロの試合で、2戦2勝と着実に白星を積み重ねます。代理戦争当時の印象しかなかった私からすると、強くなったなぁ〜、という率直な印象でした。

大ブレイクを果たすブレイキングダウンに登場したのは2022年のこと。
朝倉未来の弟子であるヒロヤ選手にこそ、初のMMAルールで判定負けを喫しますが、その後は6戦6勝と圧倒的な結果を残します。特にブレイキングダウン10では、メインで虎之介選手をKO!
メインに抜擢され、結果でも魅せる冨澤選手への注目度は日に日に増すこととなります。

ファイトスタイルは?

冨澤選手はサウスポースタイルで、特に左ストレートを得意にしています。Krushでは、インローを混ぜながらパンチを狙うスタイルで戦っています。インローからパンチでKOするファイターの代表として、武尊選手の名前が真っ先に浮かびます。格闘代理戦争で共に戦った武尊選手へのリスペクトがファイトスタイルにも表れていそうです。

一方で、1分間しかないブレイキングダウンでは、パンチの連打と膝蹴りのコンビネーションが非常に効果的に作用しています。ルールに応じて臨機応変に対応できるクレバーな選手と言えるでしょう!

冨澤選手ってプロで通用する?

Krushやブレイキングダウンで着実に白星を積み重ねていることから、キックボクシングルールでは、十分に強いファイターと言えます。ですが、プロ戦績は2戦のみで対戦相手もキャリアの浅い選手であったことから、現時点ではチャンピオンクラスではありません。そういった意味で、知名度が先行している感は否めません…それをよく思わないプロ選手は多いようで、色んなファイターからSNSでからまれています…

ですが、ある意味でとても難しいブレイキングルールで、1分以内にKOできる勝負強さには目を見張るものがあります!注目度の高いブレイキングダウンでの戦いが、冨澤選手を更に覚醒させる可能性は十分にあると言えます。K1やRIZIN挑戦を待ち望むファンは少なくないハズ!